ひとりでできるかな_手術 in シンガポール

駐在3年目、アラフォー海外単身赴任。シンガポールでの腹腔鏡下筋腫核出術、子宮鏡下核出術、腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出術、ポリープ摘出術の体験記

手術後0日目。寒い。

風邪?

目が覚めると目の前にT先生の姿が。ニコニコしながら、

「手術6時間かかったよ~」

事前に3時間と言われていたが、どうやら倍かかったらしい。

Y先生も

「思った以上に数が多くて・・・出血も多くて・・・」と。

(このあたりはまだ朦朧としていたのでうろ覚え)

どうやら、けっこう大変な手術だったらしいが無事終了したようだ。

ふと、喉が猛烈に痛いことに気づく。とにかくだるく、熱もあるような気がする。

 

朦朧⇒検温⇒朦朧

とり急ぎ家族に手術成功の連絡をした後は、ひたすら眠る。が1時間おきに検温がありなかなか寝かせてくれない。

こちらの病院は検温も日本とちょっとノリが違う。日本だと看護士さんが優しく手を取ってくれるイメージだが、ここでは「Hi, 調子はどう?じゃあ検温するわね!」とがしっと手を取られる。ノリがやっぱりラテン系。

それから、人種がちょっと違うせいか(私が診てもらったのは推定インド系、フィリピン系、中華系の看護士さんたち)日本人の「正しい顔色」がわからないと見えて「あなたの唇はいつもそんなに白いの?」と聞かれた。

鏡見てないけどそれ間違いなくいつも通りの顔色と違うから!貧血だから!!

他にも、手術後とにかく寒気が納まらなかったので冷房を止めて布団を追加してもらうようお願いしたのだが「熱があるときは身体を冷やしたほうがいい」とタオルケット1枚追加のみ。冷房は弱めてくれたような気がするが。そういえばシンガポール人の同僚も「風邪をひいて熱っぽいときは身体を冷やせ」と言っていた。ところ変われば対処法も変わるということか。これはなかなかしんどかった。

ちなみに手術後発熱するのは正常な反応で、身体が治ろうとしている証拠らしい(病院からの説明は無く後からネットで調べて知った)。

healthil.jp

手術当日から通常食

手術が夕方終わり、数時間すると夕食の時間。

本来は自分で食べたいものを選べるのだが朦朧としていてそれどころではないので看護士さんに選んでもらう。

マカロニスープ、メロン、お茶。

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正直、とても食べるどころではない。。。

それでもマカロニ数口とメロンを口に流し込む。こんな時でもフルーツはおいしく感じることを発見。以後退院してから数日も、フルーツ中心の食事となった。

また、しきりに水を飲むように言われたのだが出された水が水道水。元気なときでも飲んだことがないのに。カルキ臭くて辟易した。これがミネラルウォーターだったらもう少しスムーズに水分をとれたと思う。